ボーフォール ダルパージュ <パカール社熟成>

フランス・ローヌ・アルプ圏 乳種:牛乳製
フランスが誇る代表的な山のチーズ。

別命“チーズのプリンス!”

14世紀~15世紀にかけて、フレンチアルプスにあるサヴォワ地方ボーフォルタンの地主や教会は、森林を牧草地へと変える大々的な計画を遂行しました。そうして生まれたのが、モネの絵画のような色彩豊かな美しい牧草地です。

この柵もない牧草地には現在、数千種類もの野生のハープや花々、牧草が生い茂っています。

この地で飼育されているアボンダンス種とタリーヌ種の牛たちは、夏には青々とした草花を、そして冬には香り高い干し草を食べることによって甘みとナッティな風味、かぐわしい香りを併せ持った味わいの深さがあります。

1個のボーフォールチーズを作るのに、約35頭分の牛乳が必要となります。そのため古来から、牛飼いたちはそれぞれの牛乳を持ち寄り、協同組合を結成し、牧畜から搾乳、チーズ作り、熟成の作業まで共同で行ってきた。

 

その中でも6月〜9月に標高1500m以上の高原放牧地で過ごす牛のミルクを使い、夏季に山小屋(シャレ)で朝夕2回つくられるものだけが「アルパージュ」を名乗ることができます。百花繚乱の高山植物を食んだ牛のミルクが生み出す、蜜のような甘み、豊かな芳香、しっとりとした滋味深い味わい。力強い濃厚な旨みにあふれ、余韻も一段と長く残ります。

単一の群れの乳を使用するので食べた牧草の影響が反映されやすく、その土地や環境の個性が表現された印象的な味わいのチーズになります。エテより数段希少で高価なチーズです。

AOP制度の保護下にあるボーフォールチーズの製造が認められているのは、ローヌ=アルプ地方のボーフォルタン、タレンテーズ、モーリエンヌ渓谷に広がる約45万ヘクタールの地域と、ヴァル・ダルリの一部のみ。

側面が凹んだ独特なフォルムは、熟成中にブナの木枠の型にしっかりとはめ込むためにできます。

ほっくりとした栗を思わせる味わい、上品なコク、豊潤な香ばしさを、サヴォワ地方の辛口の白ワインがより一層引き立てます。その他にも香り高い白ワインは、上質なピノ・ノワール種の赤などにも非常によく合います。

 


テイクアウト 1760円/100g
イートイン  600円/ 一皿
価格は税込みです