カゼウス厳選おすすめワイン
【ルイィ ピノ・ノワール2018/ドメーヌ・ド・ラ・パジュリィ 】
国:フランス・ロワール 品種:ピノ・ノワール
ロワール川の支流であるシェール河左岸に位置するルイィ村のピノ・ノワールです。ワインに少し詳しい方は、「え、ロワールなのにピノ・ノワール?」って思ってる方もいるかもしれないですね…
ピノ・ノワールといえば、ブルゴーニュ地方が有名ですが、実はロワールでも作ってます。とはいえ、全体の4%ていどですけどね…
では、テイスティングしてみましょう。
第一印象は、もぎたてのチェリーのようなフレッシュな果実味を感じる。すこし鉄のようなミネラルもある。
スワリングしてみると、湿った森の中の香りや腐葉土のような香りが上がってくる。もちろん赤系の果実も強さを増す。
口にしてみると、鉄のニュアンスが最初にくる、その後にフレッシュな果実の酸味があり、余韻にタンニンの渋みが残る。
なんだか、不思議にほっとする旨みがある味わいです。
日本的に言うとダシっぽい旨み?
あまり着飾ったところがなく、純粋に美味しい…
ブルゴーニュのピノ・ノワールを社長令嬢だとすると、このワインは田舎の地主の娘という感じかな…
上品なところもあるが、どこか親しみがある田舎の綺麗なお嬢さんというイメージが、いつもこのワインを飲むと思ってしまいます。
よく好きなものを擬人化するようなゲームやアニメがありますが、私はワインやチーズを擬人化してしまう…。