国:フランス 地域:アルザス ブドウ品種:ミュスカプティグランブランとミュスカロゼ50% リースリング25%
オーセロワ15%ゲヴュルツトラミネール10%
ビオディナミ ビオロジック/エコセール
相性のいいチーズ:シェーブルチーズ ブルーチーズ(優しめ) ウォッシュチーズ(優しめ)
10 ~ 20年前のGCケフェルコフのヴァンダンジュタルディヴやセレ
クショングランノーブルを主体としたヴァンモワルーやリクルーな
ど甘口ワインをアッサンブラージュし、バランス良く仕上げました。
輝くアンバーゴールド色、杏やオレンジママレードの甘い香りを感
じます。たっぷりエキスを含むアタックに心地の良い残糖感と、いつ
までも瑞々しいアフターが美しい逸品です。
アルザス地方のコルマールよりすぐ北のAmmerschwihrという村に位置するDomaine Binnerは1770年からワイン造りを行っている、非常に名門の家族です。 醸造に関しては農業本来の姿をモットーとして、無農薬を徹底し、SO2もほとんど使用し ておりません。今でこそ無農薬のスタイルが見直されておりますが、お父様の時代には化学 肥料がもてはやされた頃でした。その時代にもかたくなに一貫して無農薬の農業を続けま した。まわりの人に変わっていると散々言われましたが、このスタイルを一貫して守り続けた 造り主です。
収穫も手で行っている為、家族だけで手入れが出来る11haの畑を大切に 守っております。アルザスでは決して大きな造り主ではありませんが、先祖代々から大切に 受け継がれた財産は、カーブの中1つとってもうかがえます。 まず古いヴィンテージのワインが数多くストックとして残っており、アイテムが多い為に各ス トック場所がCaveの地図で管理されています。歩いていると偶然1955年のリースリング を発見、珍しいヴィンテージなので、譲ってくれないかと申し出たら瓶を見せてくれて、「目減 りがすごいので譲りたいが残念ながら出来ない」と、品質に関する徹底した姿勢が伺えまし た(実際は大丈夫な程度なものですが…)。
Binner家のワインの味わいはウルトラ自然、一度飲んだら誰でも忘れることが出来ない 程、印象的な香りと厚みとエレガンスを備えたスーパーワイン。看板商品です。アルザスリー スリングと言えば、ビネールと言われる程、最近ではお陰様にも認知度もあがって参りまし た。こういうワインを扱わさせて頂く事に誇りを感じます。