相性のいいチーズ:ブルーチーズ:優しめ ウォッシュチーズ(優しめ)ハードチーズ(若め)
早朝の涼しい時間に収穫。全房でプレス。ステンレスタンクで天然発酵後、マロラクティック発酵を経て、フレンチオークに移して熟成12ヵ月。最初の6-9か月はSO2はほとんど使用しない。柑橘類やライム、洋ナシなどの香り。フレッシュで豊かな酸、ボディは中庸、ドライでクラシックなスタイル。酸と果実味のバランスが良く、フレッシュな風味は最後まで続き、余韻も長い。ステレンボシュ地区では最も冷涼なヘルダーバーグらしいナチュラルな酸のバランスが取れた素晴らしいシャルドネ。シーフードのグリルやマリネ、パスタ、クリームソースを使った料理など。
ロングリッジは、ステレンボシュの南側、ヘルダーバーグ山脈の斜面に位置している。この地域は、日中はフォルス湾から(5kmの位置)、夜は山から吹く冷涼な霧によって、他のステレンボシュ地区より2-3度気温が低い。年間降水量800ml。土壌は、花崗岩質の下に鉄分の多い粘土質があり、これによって保湿性があるが、必要な年には灌漑できるようにしているという理想的な環境。この恵まれた場所で、自然農法で多くの受賞ワインを生み出している。
ロングリッジが目指すのは、シンプルに、ユニークで、テロワール主義、オーガニック農法で、人も環境も皆、健康であること、そして楽しめるワインでワールドクラスであること。
醸造責任者の一人、ヤスパー・ラーツ(写真下:男性)は、「オーガニックやビオロジック農法は、より良いワインを作ることが出来るし、土を守ることが出来る。これまで174年の歴史のある農園だが、このような自然農法によって、更に200年ここで農業をすることが出来る。」と、信じています。目指すゴールは自然農法でワールドクラスのワインを作ること。