世界三大ブルーチーズの一つ「スティルトン」!!
18世紀初頭、スティルトンの町はロンドンからヨークへ向かうおもな中継地点でした。
スティルトンで旅館ベル・インで営むクーパー・ソーンヒルが、近隣のレスターシャーの街メルトン・モーブレイで作られていたソフトタイプのブルーチーズを客に出すようようになったのが、スティルトンの誕生のきっかけとされています。
また、1727年書かれた「Tourthrough England and Wales」という本の中で、その美味しさを紹介したことがきっかけで知られるようになりました。
カゼウス食べ頃熟成
【白かった生地の色は黄味がかり、パセリの様な青かびが”きれい”に広がっていきます。若い熟成の時はボロボロとすぐに崩れる生地が熟成すると水分が抜け、身が締まっていきます。食感もボソボソしたものから、”ねっとり”としたペーストのような質感になり、ナッツを思わせる香ばしい香りが漂います。味わいも若い時のヨーグルトのような風味はなくなり、青かびがもたらす塩気と刺激に複雑味を伴った重層的な旨みが出てきます。このぐらい濃厚になったスティルトンには、ブランデーやウイスキーのような食後に楽しむお酒との相性がよくなります。ポートや甘口シェリーなどとの相性も素晴らしいです。】