もともとはピラミッド型だった!?
観光地としても名高いヴァランセ城と同じ名をもつシェーヴル。
元々はもっと高さのあるピラミッド型であったそう…それが、時の皇帝ナポレオン・ボナパルトがヴァランセ城に居住している当時の側近シャルル=モーリス・タレーランを訪れた際の晩餐の席で、出されたチーズを見て、エジプト戦役での敗北を思い出させるとして、上部を切らせたとか、タレーランが事前に配慮して切らせたなどという逸話があります。
それで、できたのが郷土の名のついた「ヴァランセ」です。(ちなみに、同名のワインもあります。)
ロワールのシェーヴルチーズらしく、酸味を感じるさわやかな香りとほどよいコクにあふれています。
カゼウス食べ頃熟成:
【熟成するにつれ生地は固く締まり、酸味もまろやかになり、山羊乳特有の野性的な香りが強くなってきます。その分、旨みや風味が増し、ロワールの生き生きとした酸味のある白ワインと相性が抜群です。酸味のあるジャムやハチミツ、ドライフルーツなどと一緒に食べるのもおすすめです!】
ヴァランセ城