教会で隣に座った男性が描いた素敵な落書きをエチケットデザイ
ンにしたシノンのロングセラーです。ロワール川左岸で育つカベル
ネフランを4週間醸し発酵、セメントタンクでマロと熟成を行いまし
た。紫帯びたルビー色から赤果実やお花の香りが拡がります。青く
さいフランを微塵も感じさせないストレートでピュアな果実に、少し
のタンニンが溶け込むバランスの良いナチュラルな味わいです。
シャトー・ド・ラ・ボンヌリエールはロワール地方のシノンで1846年創業の歴 史ある生産者です。4代目にあたる現当主マルク・プルゾーは、1998年から 有機栽培を実践し、2002年にはエコセール認証を取得、現在はビオディナ ミ栽培で用いるプレパラシオンを畑に散布するなど自然に調和するワイン 造りを行っています。
真南向きの砂質土壌からは質の良いカベルネフラン、粘土石灰質と石 灰質で構成する土壌からは膨らみのある香り高きソーヴィニョンブランが健 全に育っています。丁寧に手摘み収穫したブドウは自生酵母で自然な醸 造を行います。
兄はロワールの自然派生産者として名を馳せるドメーヌ・ド・ラ・ギャルリ エールのパスカル・プルゾーです。兄弟ともに自然なワイン造りに長けた才能 を持ち、故郷ロワールの風土・テロワールと生産者の情熱をワインに表現しています。
「土壌が自然にブドウに与えるフレーバー、白ならパッションフルーツ、赤ならエキゾチックなニュアンス、の香りを感じさせるワイン造りを目指している」と
マルクは熱く語ってくれました。
2005年の日本初紹介から、コストパフォーマンス溢れる品質で人気のロングセラーオーガニックワインです