国:南アフリカ 地域:スワートランド ブドウ品種:シラーズ 90% グルナッシュ・ノワール 5% ムールヴェードル 5%
独特の土壌のおかげで冷涼に保たれたフレッシュで生き生きとした果実味が特徴的なシラー
相性のいいチーズ:ブルーチーズ(強め)ウォッシュチーズ(強め) ハードチーズ(長期熟成)
エレガントな花のアロマが印象的で、ブラックチェリーやブラウンペッパーの風味が上品に広がり、熟した果実味と酸味、きめの細かいタンニンのバランスが心地よく滑らかな舌ざわりです。数年かけて熟成させるとさらに複雑味のある味わいが期待できます。
2013年に設立された新進気鋭のワイナリーで、当主のティヌス・クルーガー氏は南アフリカで長い歴 史のある 『ボッシェンダル・ワイン』 にて12年間醸造長を務め、満を持して独立を果たしました。彼は 南アフリカの国内の様々な地域に点在するブドウ畑を探す旅を“航海”と捉え、その湧き上がる冒険心・探求心をワイナリーのコンセプトとしています。自分の畑は持たず、毎年一定の基準をクリアする ブドウが確実に確保できるよう、購入先のブドウ生産者と実にきめ細かくコミュニケーションを取りなが ら連携しています。 その土地ならではの特色を大切にし、テロワールが醸し出すニュアンスを最大限に引き出し、フレッ シュで活き活きとした果実味を楽しめるワインを造ることを目指しています。このため、シュナン・ブラン、 ピノタージュおよびシラーズにオークの新樽は使用しません。 基本的に酵母、酸等は添加せず、清澄やろ過も最小限に留め、自然のままに醸造します。