フロマジェリー＆チーズバル　カゼウス通販ショップ

　　洞窟熟成の牛乳版ロックフォール!!

　世界中にあるブルーチーズの中でも、世界三大ブルーチーズというものがあります。イタリアの「ゴルゴンゾーラ」、イギリスの「スティルトン」、そしてフランスの「ロックフォール」。この３つの中で、一番風味が強く個性的と言われているのが、「ロックフォール」です。紀元前から存在したとも言われるフランスを代表するブルーチーズで、羊のミルクから造られ、「フルリーヌ」という洞穴で青カビを生やして熟成されます。羊乳特有の個性的な香りと濃厚な脂肪分と青カビの刺激が相乗的にあわさり、なんとも甘美な味わいを醸し出します。しかしながら、チーズ初心者からは少し刺激的な面も否めません。

そんな「ロックフォール」に似せて牛乳で作られたのがこの「ブルー・デ・コース」なのです。

形や製法、熟成方法までそっくりで、青かびの種類もパンから採取したペニシリウム・ロックフォルティ。石灰質高原(コース)にできた自然の洞窟で熟成されます。ミルク感たっぷりのクリーミーな生地、熟成につれて風味は強くなりますが、丸みを帯びたまろやかさは変わりません。

チーズ初心者も気軽に楽しめるブルーチーズの一つです。

それでも、味わいがしっかりとしていますので、フルボディの赤ワインも負けることはなく調和します。貴腐ワインやポルトなどの甘口のお酒と相性も最高です!

エルベ・モンス　Herve Mons

　初代M.O.F.を受賞したモンス氏は、フランス・リヨン郊外ロアンヌで、両親からチーズ熟成士の仕事を受け継ぎました。

　両親は青空市場に車で行商し、チーズ屋を営んでいましたが、モンス氏と弟ローランも加え家族で会社を経営するようになりました。

　今ではフランスの三ツ星レストランをはじめ、世界各国にチーズを出荷する会社へと成長を遂げています。

　モンス氏は2007年に廃坑を買い取り、最適な湿度を保つ自然なカーブを作り、現在はそこでチーズを熟成させています。

　湿度と温度のコントロールは当然のこと、チーズによっては棚板の木も変えるのほどのこだわりのチーズ熟成士です。